2017年02月19日

幽霊の2/3 ヘレン・マクロイ:著

💡 ネタバレしています
雨のバルコニー.jpg


タイトルの「幽霊の2/3」とは
1人ずつそれぞれのクイズを出題され、
1度間違えたら幽霊の1/3、
3度間違えて3/3で
回答者である幽霊は死亡
…というクイズゲームらしい

タイトルが答えというパターンだと言われてるが
だったら
3/3でしょ、
もしくは分母が4でしょう?

現ジョン・F・ケネディ空港を
1956年出版当時は
アイドルワイルドという名前やったのか、
いつからケネディの名前を冠したのかな?

探偵役の
ウィリング博士も妻も
気の進まないパーティーに
行きたくないのに
お互いが
そんな事いうたらアカンと言われると思い
言いだせずにいるという場面があるが
日本人的な夫婦やなあと思う

書評家が
作家の作品を
オチまでネタバレしてるのは
あんまりではないかと思う、
これから読むのを
私ならもうやめとくわ

第二次世界大戦の後の物語なので
除隊手当なるものが出てくるが
会社を興すとっかかりになる程
出して貰えたのか、
命がけで復員した人々への
米国の誠意やな

この当時は
急性虫垂炎は怖い病気やってんな、
死ぬ人がいたとは…

一番気の毒に思ったのは
みんなから嫌われていた
作家の妻ではないかと思う、
あんな結末を彼女にぶつけなくても…

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読了:平成29年2月2日

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posted by 紫 at 05:14| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 翻訳推理小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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