2015年11月15日

デザイナーベイビー(ドラマ)終わって

今年9月から
NHKで放送されたドラマです

 

全8回

 

渡部篤郎さんが出演するため
見ていました

 

💡 ネタバレしています

 

 

 

 

 

デザイナーベイビー- 速水刑事、産休前の難事件 -(ウィキペディア)

 

 最初から分かっていた事

 

1話から
若手産科医である皆川医師が
怪しい雰囲気だなと思ったのですが、
単に紛らわしく見せてるだけで、
実は何も怪しくないのだよ

 

…と思っていました

 

確かに
ノゾミを誘拐したのは
状況が変わってきた以降なので
誘拐犯としては
皆川医師は、序盤は無関係

 

けれど、
デザイナーベイビーという
タイトルから視聴者に読み取らせる
本来のドラマの問題点の黒幕が
やっぱり、皆川医師だったって…

 

また、胚培養士の山原さんも
最初っから
デザイナーベイビーを作れることが
わかりますよね、見てたら

 

速水刑事と仲良くなっていく過程を
見せることで
番組側がぼかしたつもりかもしれませんが、
だって、あの人、アレできるやんか
…と、ツッコミ入れて見ていた視聴者は
私だけではありますまい

 

文句ではないですよ、
ノゾミって何者か、といった
デザイナーベイビーに関することは
皆川・山原ペアがかんでいたという答えに
納得したというオチを語っています

 

 次の犯人は誰だ

 

毎回、「犯人」というか
「視聴者に注目を集めたい人」というか、
それが変わりましたよね

 

1人ずつの背景や
ノゾミが次にバトンタッチされてからの
慣れの果てが
色濃く描かれていました

 

最初はノゾミを連れてった岸田・妻

 

続いて
須佐見憎しで
須佐見教授にお金を持って来させた
岸田・夫

 

そんな夫婦を、横から見ていて
ノゾミをすり替えた
お金に困る峠・息子

 

及び、
ノゾミとともに
振り回される峠の恋人・有吉秘書

 

そして
お待たせしましたの皆川・山原

 

ノゾミ誘拐犯が、
3組とも男女コンビというのも
面白いですね

 

間で崎山教授も誘拐しかけてますが、
彼はノゾミに会う前に
落下して重体になってるので
ノーカウント、という事で…

 

それにしても
予告編がネタバレしている感がありましたが、
あれも、制作側の意図ですよね、
予告構成までユニーク

 

 渡部篤郎さん

 

須佐見教授が関わった
岸田・妻の手術で

母体は助かったけど、
赤ちゃんは死産

 

「気が済むまで殴りなさい」

 

と岸田・妻に言って、
殴られた須佐見教授

 

岸田・妻が去ってからも
やっぱり頭にきて
そこらの物を蹴ったら
存外、痛くてっていう場面

 

また、患者が廊下で
須佐見教授の陰口たたいてる場面に出くわし、
須佐見教授の方がバツが悪くて
横の廊下に移動しようとしたら
ナースが大きな器具等を運んできて
そちらの廊下は通れず、
押し戻されて、
陰口患者たちに聞いてたのがバレて、
余計バツが悪いという場面

 

須佐見がらみは
笑いが入る余地が多分にありましたね

 

あと、
須佐見教授が病院長代理となって
崎山教授に
関連病院に移るのかどうするのかと、
要するに
ここから出て行けと圧力をかけた後、
状況が変わったから出ていくのを待てと
全て片付けた崎山教授を引き留める時
崎山教授は怒りを表しますが、
これはまるでコント

 

崎山vs須佐見では、何となく
須佐見側につきやすかった感じでしたが
この場面だけは違いました

 

病院を守るために
身勝手な要求をしている須佐見教授…

 

この時の崎山教授のツッコミは
一々ごもっともでしたね

 

ところで、今回の渡部さんは
病院長代理になる前は
普通感を表す場面も多く、
こういう所も巧いなあと
感じました

 

岸田・夫に
ノゾミの身代金を渡すよう指名され、
院内の捜査本部で
岸田・夫からの電話が切れた後の

不安と、
私はこの後どうすればいいの的な
戸惑いの演技

 

短い場面ですが、くっきりと
須佐見教授の内面が
出ていました

 

身代金の入ったショルダーを背たろうて
繁華街をウロウロさせられる様も
普通のおっちゃんです

 

同じく、まだ代理じゃない序盤、
崎山教授の資料のコピーを
匿名希望さん(皆川医師でしたが)が
勝手に須佐見デスクに見ろとばかりに置いて
それを読んだ須佐見教授が
こらアカンと
慌てて処分しに行く過程、
そして、燃やす場面も、
手際は良くない、その普通感

 

普通って、
むしろ演技では難しいですよね

 

こういう渡部さん、
もっと見たいなあ…

 

出番は多いとは決して言えませんが、
重要な役回りを持たされた
須佐見教授

 

渡部さんが演じたことが
何より嬉しいと、
ファンとしての本音を書かせてもらいます

 

ところで
須佐見教授、
最後まで疑問だったことを尋ねます

 

本当に岸田さんの赤ちゃんの死産は
問題なかったのですか?

 

posted by 紫 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 渡部篤郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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