読んだ本の数:3冊
読んだページ数:799ページ
カブールの燕たち
オチの悲劇があんまりすぎる。看守と不治の病の妻。元ブルジョワ夫婦。同時並行で進み、どっかで交差するのかなと思ったら、このオチ!ブルジョワ妻が本来、夫殺害で銃殺刑に処されるべきを、看守がブルジョワ妻に心奪われ、病妻がブルジョワ妻の身代りに処刑されたのに、看守の奴、助けたブルジョワ妻ばかり探しまくって。段々腹立ってきた。それにつけても、タリバンのえげつなさよ…
読了日:3月2日 著者:ヤスミナ・カドラ
カブールの燕たち (ハヤカワepi ブック・プラネット) -
直感で生きる 「直感日記」で、これからの毎日が変わる
セクションの最後にそれぞれ直感日記と言うまあ、一種のワーク的な物がついてて、やってみようと思うのがあったりなかったり。過去に直感で進めた事を思い出したり。思い当たる事が有ったり。理屈で生きてる人間だったので、肩の力が抜けた気はした読後感。
読了日:3月13日 著者:リン.A・ロビンソン
墜ちてゆく男
「彼」「彼女」で始まる段落、最初それぞれ誰だか分らなかった。犯人側の、ホントに少しのエピソードが、短いのに次第に強烈さを増して挟まってくる。認知が出て道に迷う高齢者の箇所が巧い。読み終わって、思わずまた最初の部分読み返した。※解説を先に読んで失敗。ビル・ロートンが誰なのか、と、私が読了直後、前に戻りたくなった構成がネタばれされてる。
読了日:3月28日 著者:ドンデリーロ