2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:942ページ
越境の感想
10歳のダニーは本当に女性を殺したのか。ダニーに責任能力ありと判断して、成人扱いで裁かれるきっかけを与えた心理学者トムの、住まい近くの川に身投げしたのも偶然だったのか。この辺りは、読者を引っ張る主要テーマになっていると思う。でも実は、これらの答えを知ってる、読者はみんな。トムの離婚の流れはメインストーリーではないものの、興味ある展開になってる。それにしても以前、就労支援してた学生に、ダニーはそっくり。だぶって困ってしまった。
読了日:2月10日 著者:パットバーカー
「狂い」のすすめ (集英社新書)の感想
目的意識を持つから達成されないとつまらなくなる。病気や老いなどマイナス面も含めて、現在の自分を楽しむ事。例え話や小話が面白く、神や仏などの宗教観も交えての、分かり易い人生観だった。ところで執筆当時、大阪を離れて長い著書に一言。今の大阪もお客が商売人に「忙しいのにごめんねえ」と言う声かけ、してまっせ。
読了日:2月14日 著者:ひろさちや
チャイルド・オブ・ゴッドの感想
淡々と主人公の行動のみが描かれる。殺人も、火を熾したり、買い物をしたり、山や町を歩き回ったり、それらの一環であるかのように描かれている。不器用な人かと思ったらそれは人間関係だけで、家が燃えたら洞窟で暮らしたり、ライフルの腕が良かったり、追い詰められて洞窟を掘り進んだり、かなり器用な人やんか。
読了日:2月23日 著者:コーマック・マッカーシー
人生の成功は「水曜日」に決まる―あなたに奇跡を起こす「時間単位」革命 (成美文庫 あ- 12-1)の感想
月火+水+木金で1週間を2ブロックと考えるやり方。水はamに月火の残、pmに木金の準備に充てる。成る程、この単位で考えるのはアリやな。残業も火木にするようにして水は定時で帰る。私に当てはまらない部分も多々あっけど、以上の考え方は早速取り入れたい。そして、水曜だけは服装や持ち物、生活習慣など、何か違うものを取り入れてみたいなあ。
読了日:2月28日 著者:あらかわ菜美
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