席はC列上手寄り
オペラグラスも不要でした
私の2つ前の席に
渡部篤郎さんが座りました
ネタばれしています
THE 39 STEPS
平成26年11月8日ソワレ
サンケイホールブリーゼ(ツイッター)
上演台本・演出(以下、敬称略)
福田雄一(ツイッター)
原作
ジョン・バカン(ウィキペディア)
「三十九階段(ウィキペディア)」より
原作映画
アルフレッド・ヒッチコック(ウィキペディア)
監督作品「三十九夜(ウィキペディア)」
第二次世界大戦直前の頃のロンドン
スパイ事件に関わる
外国人の女が自室で殺害され、
殺人の疑いをかけられたハネイ
殺害したスパイ組織からも
警察からも追われて
女が言っていた
スコットランドの男の元に
必死で駆けつけるハネイ
ハネイは、国家機密を守れるのか
疑いは晴れるのか
そして、国家機密とは何なのか
出演
水川あさみ(ウィキペディア)
4役を演じました
殺される謎の外国人
アナベラ・シュミット
ニュースを伝える女性キャスター
逃亡中の列車でハネイに気づいて
追跡してきた警官に通報する若い女性
…終盤、この女性は
ハネイと行動を共にする羽目になります
そして
逃亡中のハネイを家に泊らせる農夫の妻
…この妻もハネイと分かりますが、
夫にも警官にも知らせずに逃します
アナベラの訛りを所々大阪弁にしてましたが、
地方によって変えてたのかな?
安田顕(ツイッター)
佐藤二朗
全日程、終了(ブログ)
4人で139役を演じる
…と聞いていましたが
渡部さんはハネイのみ、
あさみちゃんが4役でしょ、
即ち
残り134役を
ヤスケンと二朗くんが完投しました
性別、年齢、性格も見た目も様々
生物も、無生物も頑張ってました
衣装を着脱して
1人で2役して会話したり
2人のクラウン
(海外では役名がclown1、clown2)
最高でした
渡部篤郎(ウィキペディア)
板付き
開幕時、
照明が入る直前の暗転の時に
(一番、観客がワクワクする時ですよね)
渡部さんか板上を動いて行ったのも
今回の席からは何となく分かりました
冒頭のハネイの部屋での台詞で
何ヶ所も笑いの急所があったのですが、
観客があったまってなかったのと、
これで笑っても構わないのかな的な
観客側の遠慮ムードで
誰も笑わない…
あんな時に1人でも笑える
覇者になりたい
でも、部屋の場面から、
ハネイが退屈しのぎに出向いた
ヴォードヴィルのシーンになってからは
ドンドン笑いが盛んになって
最後まで笑い声が響きわたる舞台になりました
ヴォードヴィルでは
MCが二朗くんで
強烈な出演者のMr.メモリー役がヤスケン、
2人が全力で笑いを取りに来たと言っても
過言ではない程の場面なんですもの
今作、客席降りが多く
ハネイが逃亡中、舞台から降りて来て
前列の最上手席に座り、
隣の女性客に
「誰のファンですか」
と聞いた時、
私はほぼ2列後ろ
近かった
因みに
この女性はナックスファンのようでした
観客層も
ナックスファンが多そうに見えましたけど
私は、
渡部さん、
貴方がお目当てでした
エアー壁ドンにも、
笑いました
笑い声が遅れて派生しましたが、
観客、壁ドンに気づくのに
時間がかかったのでしょうか
渡部篤郎 |
素に戻る台詞や演技がかなり導入されてて
役者さんも
困難を極めた筈ですが、
やはり稽古の賜物だったのでしょうね
アドリブやトチッたような箇所や台詞は
本当にアドリブやトチリだったのと、
アドリブやトチリを装った
台本通りの部分が
混在してたように感じました
元々の脚本も十分なコメディーですが
現代の日本人が笑えるネタを注入していました
人が殺されて始動した物語は
最後も人が殺されて終幕しました
そして
犯していない罪のせいで逃亡する
悲惨な話なのに
こんなに笑える展開になっている事が
驚きでしかありませんでした
ケイゾク(ウィキペディア)から15年来の
渡部さんファンの私です
初めて生でお姿を拝めた機会が
THE 39 STEPSだったとは
幸運で幸福に包まれた思いがします、
いや、オーバーじゃないです、ホンマです