2014年10月12日

宝塚をどり/明日への指針/TAKARAZUKA花詩集100!!(月組) 蘭寿とむ千秋楽 平成26年3月宝塚大劇場

席は12列最下手

ネタばれしています

宝塚歌劇 月組公演
平成26年3月28日マチネ
宝塚大劇場

日本絵草紙
宝塚をどり

作・演出(以下、敬称略)
植田紳爾(ウィキペディア)

プチ・ミュージカル・プレイ
明日への指針(ウィキペディア)
センチュリー号の航海日誌

作・演出
石田昌也(ウィキペディア)

グランド・レビュー
TAKARAZUKA
花詩集100!!

作・演出
藤井大介(ウィキペディア)

100周年記念の公演でもあり
各組のトップスターが
日替わり出演する贅沢な演目

私は
花組トップコンビ出演日にいきました

幕が開いて
生徒たちが百花繚乱の如くの和装で
板づきのお出迎え

その絢爛豪華さに
客席からは
どよめきや溜息があちこちから

宝塚をどりは
このように全編が華やかで、
祝賀の喜びに
みたされました

みんなで踊るある1演目で、
まさお(龍真咲)ちゃんから下手に向かって2人目位にいた生徒、
日舞が巧くて

私は、毎度お馴染の白内障で
片目が見えていない上に
生徒達の衣装・メイクが
男役なら一定で、
特に1人ずつ発声する訳でもないので
誰だかわかりませんでした

位置的にも
番手が上の子だろうと思いましたが
エリカ(美翔かずき)ちゃんが名取の腕前ですので
あの生徒はエリカやでと教えられたら
信じてしまう程の技量でした

ああ、ほんまに
誰やったんでしょう

ところで
宝塚をどりで
蘭寿さんがどこに出ていたのか
私にはわかりませんでした

客席の雰囲気が一変したなと思ったのは
獅子の舞の演目でした

前に白獅子が2人、
後ろに赤獅子が1人

いずれかが蘭寿さんに違いないと、
これはあくまでも
客席の雰囲気で察したのです

恐らく、前方の白は
1人はまさおでしょう

なら、もう1人の白が
蘭寿さんだったのかなあ

後ろの赤も、遠くの割には目立ってましたが
上手な下級生だったのかなあ、
まさおにしては後ろすぎますし

じゃあ蘭寿さんかな、
いや、トップにしては後ろすぎるんや

ま・いっか

蘭寿さんを見物にはきましたが
伝統の宝塚をどりは
全体を楽しむものですから

明日への指針
客船が舞台の
30分程度のミュージカルでした

マギー(星条海斗)ちゃんの
愛妻家かつ恐妻家の映画監督が
とってもコミカルで

THE MERRY WIDOWでもそうでしたが
権威のある人物が
こと嫁はんにかかっては
弱いおっちゃんになるのが
何とも人間的で

いやぁ、こういう役は
月組のみならず、専科迄広げても、
マギー以外に
できる人材がいないと断言できますぞ

THE MERRY WIDOW(宝塚歌劇 月組公演)大阪初日 H.25.11シアター・ドラマシティ

花詩集では
噂の100人のラインダンスがみれました

日体大の団体行動みたいで
圧巻でした

ラテンの出し物では
蘭寿さんが本領発揮で
大爆発してました

蘭寿さんが、

まさおォォォ

と叫び、
まさおも、

まゆ(蘭寿)さんっ

と返す

蘭寿さんが、

月組サイコー

と発すると、
まさおも、

まゆさんサイコー

と放つ

この掛け合いに

ラテンの熱さも加わって
ボーッとなってしまいました

花組の蘭寿とむさんは
正式にはこの前月に
ラスト・タイクーン
宝塚大劇場を卒業しています

ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA∞夢幻(花組) 26年2月宝塚大劇場

100周年記念のイベントは幾つかあり
今回の月組公演もその一環ですし
その他にもこの翌月に
花組トップとして出演が控えていました

ですので
卒業したけど
大劇場の板は踏みます

けれど
本公演とよべる演目は、
大劇場では
今回の特別出演が本当に最終

月組の組長のナガ(飛鳥裕)さんが
カーテンコールで
蘭寿さんを紹介した時、
客席から大きな拍手が鳴りやみませんでした

そしてナガさんは、

温かい拍手の途中でとめるのは
心苦しいのですが…

と、控えめにコメントを挟み、
蘭寿さんが
今日で月組公演の最後となった事を
述べました

来月から始まる卒業公演の千秋楽まで
蘭寿とむに
ご声援をお願い致します

と、ナガさんは組を超越して
挨拶をしてくれました

この卒業公演とは

ラスタイの東京公演の事です

蘭寿さんは
息がきれぎれの話しぶりでした

泣きそうになっていたのかも、
いえ
泣いていたのかもしれません

90周年の時は
花組も三本立てを披露した

春日野八千代さんと
100周年でご一緒したかった

月組生、初舞台の100期生、
そしてお客さまと一緒に
100周年を今回の舞台で祝えた喜び

明日からは
同期の壮一帆(雪組トップ)が出演します
 壮一帆(ウィキペディア)

といった内容を話していました

蘭寿さぁん

と、客席から声がかかっていました

まさおは

中詰めであんなに叫んだのは
初めてでございます

とコメントしていました
 中詰めとは
  ショー中盤に
  最高潮の勢いを見せる部分で、
  もうフィナーレかと錯覚できる程の
  演目になっており、
  花詩集では
  あのラテン部分がそうでしたね

元・月組生の蘭(蘭乃はな)ちゃんについては、

肩幅の広さを再確認できました

とコメントして
蘭ちゃんだけでなく、
しんみりしていた蘭寿さんをも
わらかしておりました

獅子の下りでも記載しましたが
蘭寿さんが出てくる全場面
客席の雰囲気が変わるんですね

月組観劇のお客が
蘭蘭コンビを温かく迎えてくれて
ありがたいなあと感じました

何より、まさお、ナガさんを初め
蘭蘭を迎えて
最強の舞台を作り上げてくれた
月組生には
感謝の気持ちでいっぱいです

蘭寿さんや花組のファン「代表」でもない私ですが
もうそれが、終幕直後の率直な感情でした

2月のラスタイ時には
暗い気持ちで大劇場を後にしたのに
最後まで華やかで楽しい公演でしたので
笑顔で駅まで歩いていけました

良かった、ホンマ
観劇して良かったです

月組サイコー

宝塚歌劇、100歳おめでとう

出演

月組
(明日への指針の役名併記)

飛鳥裕(ウィキペディア)
コネリー船長

星条海斗(ウィキペディア)
映画監督セルゲイ

憧花ゆりの(ウィキペディア)
映画会社社長でセルゲイの妻ドーラ

龍真咲(ウィキペディア)
ジェイク一等通信士

沙央くらま(ウィキペディア)
映画俳優サイモン

萌花ゆりあ(ウィキペディア)
映画女優ミカエラ

綾月せり(ウィキペディア)
水先案内人ソロモン

光月るう(ウィキペディア)
アルバート一等航海士

夏月都(ウィキペディア)
乗客マダム・アキュー

凪七瑠海(ウィキペディア)
通信士ナイジェル

美弥るりか(ウィキペディア)
通信士ルーカス

美翔かずき(ウィキペディア)
セガール助監督

響れおな(ウィキペディア)
映画カメラマン ビリー

宇月颯(ウィキペディア)
イアン二等航海士

琴音和葉(ウィキペディア)
乗客コレット

玲実くれあ(ウィキペディア)
アキューの次女マダム・フランソワ

瑞羽奏都
(ウィキペディア)

紫門ゆりや(ウィキペディア)
ウィリー三等航海士

白雪さち花(ウィキペディア)
尼僧で映画女優

貴千碧
(ウィキペディア)

有瀬そう
(ウィキペディア)

咲希あかね
(ウィキペディア)

千海華蘭(ウィキペディア)
乗客ベルンハルト

煌月爽矢(ウィキペディア)
エド四等航海士

鳳月杏(ウィキペディア)

オスカー五等航海士

貴澄隼人
(ウィキペディア)

真愛涼歌
(ウィキペディア)

風凛水花
(ウィキペディア)

花陽みら(ウィキペディア)
ナイジェルの婚約者ミーナ

輝城みつる
(ウィキペディア)

星輝つばさ

星那由貴

都月みあ
(ウィキペディア)

翔我つばき

珠城りょう(ウィキペディア)
カール六等航海士

隼海惺
(ウィキペディア)

煌海ルイセ
(ウィキペディア)

香咲蘭
(ウィキペディア)

美泉儷
(ウィキペディア)

夢羽美友
(ウィキペディア)

紫乃加りあ
(ウィキペディア)

愛希れいか(ウィキペディア)
乗客レイラ

朝美絢
(ウィキペディア)

輝月ゆうま(ウィキペディア)
カルパチア号船長ロストロン
レイラの夫 真珠商ドナルド(2役)

楓ゆき
(ウィキペディア)

晴音アキ(ウィキペディア)
子供時代のジェイク

優ひかる
(ウィキペディア)

早桃さつき

美里夢乃

春海ゆう
(ウィキペディア)

夢奈瑠音
(ウィキペディア)

茜小夏
(ウィキペディア)

叶羽時
(ウィキペディア)

桜奈あい
(ウィキペディア)

蒼矢朋季
(ウィキペディア)

颯希有翔
(ウィキペディア)

蓮つかさ
(ウィキペディア)

海乃美月(ウィキペディア)
レイらの妹 幽霊アンジェラ

ひめ乃礼絵

朝霧真

佳城葵

蒼瀬侑季

姫咲美礼

暁千星
(ウィキペディア)

周旺真広

麗泉里

紫乃小雪

音風せいや

清華蘭

蒼真せれん

紫咲樹れの

美園さくら
(ウィキペディア)

輝生かなで

舞雛かのん 

英かおと

朝陽つばさ

ひいな凛

陽海ありさ

専科

松本悠里(ウィキペディア)

宝塚をどり出演

花組

蘭寿とむ(ウィキペディア)
宝塚をどり/花詩集100!!

蘭乃はな(ウィキペディア)
花詩集100!!出演 

posted by 紫 at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝塚歌劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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