2009年07月26日

三好さんちのにわで(よる芝居) H21年6月楽日 京橋花月

席はE列中央上手寄り

 

ネタバレご注意

 

鈴木プロデュース芝居

三好さんちのにわで

京橋花月よる芝居

H21年6月6日ソワレ

 

劇作・演出(以下、敬称略)

鈴木つかさ

 

劇作

宮崎高章

 

出演

鈴木つかさ

清水けんじ

span! 

 水本健一

 マコト

腹筋善之介

宮崎高章

 

 

 

 

 

 

粗筋

 

タイトルに出て来る 三好さん とは、捨て犬を多数飼っている高齢の女性

 

登場人物は、全て犬ばかりです

 

着ぐるみ無し、役者がそのまんま犬を表現します

 

 

 

 

 

清水けんじ(シミケン)

 

人間のカッコの侭、犬を演じるので、シミケンのオチにも繋がるかと思います

 

シミケンは、内心、グループのボスになりたい犬です

 

でも、ボスである腹筋さんに喧嘩を仕掛ける勇気もない

 

誰と喧嘩しても、弱いんです

 

新入りが入ってきたら、べったの位置からは這い上がれると言うような、後ろ向きな勝ち方ばかりを考えています

 

シミケンは、猫だったんです

 

それも雌猫

 

シミケンが、なぜ玉葱を食べても死ななかったのか、なぜ一番弱かったのかが、シミケンのカッコで演じるから一種のギミックというか、トリックというか、お客は騙されて面白かったです

 

シミケン、全編通して面白い役柄でした

 

生き生きしていました

 

 

 

 

 

 

見えないなんていいの?

 

水本健一クン(みっずん)の犬小屋が、私の席から見えませんでした

 

犬小屋ですから、位置が低いのです

 

京橋花月の席は、舞台が観やすいようにと席がズレたりしていません

 

前の人と後ろの人が、その侭一列に座ります

 

なので私の列の人達は、最前列を除いて、全員、見えなかった筈です

 

古い花月じゃないのにね、建てる時、なぜ気を付けなかったのか

 

それとも演出の時、見えなくてもいいと思ったのか

 

重要な芝居も犬小屋を使って行われていましたよ

 

みっずんの出オチ的な登場もありましたよ

 

見えない席があっていいの?と思いました

 

 

 

 

 

 

オープニングについて

 

冒頭の演出は、鈴木さんのいつものパターンでした 

 

演者紹介の時に、装置の何処かに名前が現れる方法です

 

鈴木さんがザ・プラン9の時、芝居もんや本公演は、オープニング、と題して、大抵この技法を用いていました

 

今回も、この方法が好きな人は、大喜びしたのではないでしょうか

 

 

 

 

 

 

腹筋さん

 

パワーマイムも、勿論ありました

 

腹筋さんは、宮崎君を除いたら、正味の役者

 

芝居もきちっとしています

 

舞台を演劇チックにしてくれていました

 

 

 

 

鈴木さん

 

吃音の役どころ、巧かった

 

私、芝居やコントをしている時の鈴木さんが、一番すきです

 

 

 

 

 

 

彼らは犬(ラストまでシミケンがはっきり猫と分かりません)ですが、生き様、考え方など、人間に置き換える事が出来ました

 

笑いと感動と、両方ありました

 

いい芝居でした

 

posted by 紫 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | お笑い・芸人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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