席はG列上手寄り
ネタバレしています
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劇団☆新感線二00八夏興行
SHINKANSEN☆RX
五右衛門ロック
平成20年8月9日マチネ
大阪厚生年金会館大ホール
1幕と2幕の幕間が20分
開幕から終幕までトータルで3時間半くらい
カーテンコールは3回かなあ
2回目カーテンコールから、お客オールスタンド
幕やスクリーンが下りて其の前で役者が演じる、
という事は有りませんでした
転換の間、邪魔にならない位置に役者は立ちました
上下手両サイド上方に、バンドメンバーが居ました
通常は波の幕で隠れているコーナーです
幕が操作されて時々 演奏姿が現れていました
いのうえひでのり
田尻茂一
川原正嗣
前田悟
川原正嗣
高橋岳蔵(インディー)
右近健一
川平慈英
右近健一
礒野慎吾
蝦名孝一
北大路欣也
クガイの台詞には重みが有りました
嘗て倭の国から島へ乗り込んだクガイ
今では一国の王です
人としての魅力と度量が凄い
イイ女達が彼に惚れるのも無理は有りません
危険な中毒になる月生石
此れを使って民を従えたり金儲けたりしてる?
そんなんに見えないけどなー
と思っていたら
月生石だらけの島ごと沈めてしまう計画だったとは
私の席ってホントに良く見えたんです
ワイヤーが垂れてくるのも良く見えてしまいました
クガイが死んでからの場面です
装置が左右から出て来ました
目を閉じて椅子に掛けているクガイを隠します
装置が完全に閉じられてない中央隙間
まだクガイがちらっと見えています
其の時にワイヤーが北大路欣也さんの上に…
クガイが椅子に座ったまま島と共に沈む
…というのを表す為に、波の装置が高くなります
クガイが装置の合間に見えて上がって行く
あの場面、凄かったですね~
ワイヤー見えても許すっ!と思いました
江口洋介
ギター侍
…じゃなくって、岩倉左門字
アルセーヌ・ルパンに対するガニマール警部
ルパン三世に対する銭形のとっつぁん
五右衛門を追い続ける正義の人
左門字は目立つ訳ではない
かと言って埋もれている訳でもない
舞台的にも丁度いい感じ
一本気で、人情に厚く、優しい人
ギターなど弾いた事がない
けど、初めて弾いたとは思えない
上手に演奏してノリノリで島の人達と楽しむ
全部の登場人物の中でも、私は一番好きかも
森山未來
タップ、今回も披露してくれました
慈英くん演じるペドロが先ずタップ踊る
自分にも出来るかな的に未来くんも始める
ギター侍と同様、初めてとは思えないステップ
後は、高い所からびょーんと飛び降りたり
それから、バック転したり
アクロバット的な踊りも多かったですね
母の仇だと、実の父クガイを倒そうとする王子
でも、全く太刀打ち出来てないんです
若さ故に真っ直ぐ前しか見えてないカルマ王子
クガイとは対照的
松雪泰子
スタイルと所作の美しさよ
踊っている場面の後ろ姿も美しい
松雪さんは、踊りが元々 出来たのかな
お竜は綺麗で踊りが巧い
盗賊としては目立ってしまいますね💦
冠徹弥
冠クンも殺陣を遣ってましたよ、一寸だけですが
一応クガイ側の兵士ですからね
ロック、という名前も有るんですね
戦いの場面は殆どと言っていい程 歌ってる
私の席がスピーカに近かったのかしら
冠くんの高音はもの凄く耳ツーンなりました
相変わらず、迫力満点です
濱田マリ
ボノー将軍の妻シュザク
クガイを倒して、島を奪い返そうと思っています
特徴の有る可愛らしい声
ずっと聞いていたい歌声でした
貴男は人として小さいの、と夫に歌う
曲はとても可愛くて優しいのです
可愛い優しいシュザクはきつい事を歌うギャップ
会場は爆笑でした
川平慈英
改めて、ミュージカル向きの役者だなあと
悪巧みを話してる時の顔の、ほんまに悪い事~
外国から来た商人ペドロ
戦 激しい中で、余裕で商売カマしてましたね
右近さんのアビラとは、迷 コンビです
古田新太
石川五右衛門なんて、古ちんの為にあるような役
頭の切れる、危機乗り切りの人
殺されそうになってもオタつかないし
クガイもオタつかないけど、其れとは違います
クガイは人生の熟練者でしたから
また、私の席の話になります
客席通路でくっちゃべる五右衛門
凄くツバキを飛ばしてるのもはっきり見えました
上手の袖に引っ込む時
顔中汗だくなのもばっちり見えました
そう言えば古ちんは舞台では犯さん哉以来でした
劇団員が座長張る
最近の新感線では珍しくなりましたね…
粟根まこと
ガモー将軍のちょび髭、凄くお似合いで
凛々しく立ち回りをする粟ぼんへ期待も大
ユーモラスでおっちょこちょいのガモー将軍
じゅんさんと漫才みたいな掛け合いも有ります
G列って、ほんまに、良く見えます
踊ってる粟ぼんの、背中の服の皺まで見える感じ
橋本じゅん
小屋内にオペラグラスを貸してくれる張り紙が
しまった、未だオペラグラス買ってない
じゅんさん見たさに行った テイクフライト
あれほど見えなくて悔しい思いをしたのに…
ですが、私の席、ホンマよう見えてます
アレは誰や的な事が新感線の舞台はよく有ります
今回は冒頭の沢山の役者がはっきり分かりました
オペラグラス、要らんかったわ~
…と言う流れに反して
ボノー将軍の登場
否、じゅんさんやろ、え、ちゃうか、違わんやろ
と、かなり自信がなかったんですよ
ボノー将軍も堪らんキャラやったな~
ツンデレやし
甥と従兄弟の違い分かってないし
器のちっさい男やし
アレは許せませんでした
島の子供を騙して、クガイを狙撃させた事
其れまで誰の味方もせずに見てたけどあらアカン
其の後のぼろ負け状態は何とも間抜けな憎めなさ
ボノー夫妻の最後の退場
客席通路通って扉から出て行くまで
私、体巡らせてまで見続けました…
結局クガイが倒した先王の、甥、ですよね
ボノー将軍が、
「先王の兄弟の子供が俺だ」
と説明を始めて、
「だから従兄弟だ」
と言った時に、お客はみんな、
「甥やんか…」
と気付く
ガモー将軍も期待通りツッコむ
「従兄弟じゃないよ、甥だよっ」
ガモー将軍は、バーカッとか言ってましたし
ボノー将軍も、甥じゃないよと言い返すし
小学生の喧嘩みたい
殺し合いの場面なのに面白すぎ…
高田聖子
席からのスピーカの位置のせいかな…
マイク通す歌詞が時々よく聞き取れなくって
別に詳細まで分からんでもいいと思います
でも、お竜とインガのあの歌はしっかり聞きたい
女性としての魅力をアピールして競い合ってる歌
凄く席の近くで歌ってくれてたのに…
右近健一
思いっきり外国人に見える
商人アビラ
冠クン同様、耳をツーンとさせてくれました
アビラはもっと近くまで来て欲しかったなあ
他の人は、私の席の周りウロウロしてたのになあ
月生石は、塩だけで出来てるのじゃない
…と分かった時、私、ウランかと思っちゃいました
クガイが、五右衛門を捕らえました
「その体で月生石が何かを分からせてやる」
みたいな事を言いました
月生石から放射能が出てるのかなと思いました
軈て、クガイとボノーの最終決戦が始まります
もう中毒性の脱法ドラッグだと分かっています
先住民達は凄く穏やかな人達ですよね
石にやられた人は、キレなければおとなしい
月生石の中毒にやられてたからか?と思いました
彼女たちも途中で凶暴にキレるんじゃないか?
戦にも参加するのじゃないか?
と思ってしまいました
困ったな~
私、また観たいんですけど…
もう残席なんか無いですよね
第一、私がもう時間が取れません
ま・いっか
一回こっきりだから面白いんですよ
若しかしたらDVD化されるかも知れませんしね…