菜穂へ、
そして未来を絶たれた
天使たちへ
櫛毛冨久美:著![]()
SIDSって
最近聞かないなあと
思っていました
長女が生まれた頃
赤ちゃんのいる母親には
死に神のように聞こえた
SIDS
全く何の原因もないのに
赤ちゃんが突然死ぬのです
読んでみると
もっと恐ろしい
おぞましい内容でした
そして思わず
手に取ってしまった
この本の題名…
著者は現在も
赤ちゃんの急死を考える会
の会長です
[E:hospital] 4歳の姉
菜穂ちゃんには
お姉ちゃんがいます
著者が退院して
ショック・心労で
臥せってる時
お姉ちゃんが
「赤ちゃんを
抱っこしていい[E:sign02]」
と遺影を指差します
そして遺影に向かって
ガラガラを
振ってあげるのです
著者はその時
悲しいのは
自分だけではない
逆に自分が確りしないと
と気付いたとの事
うちの子達も
同じ位の年の差です
私の第二子妊娠の時
長女は赤ちゃん誕生を
楽しみにしていました
お風呂に入ると
私の大きなお腹に
チューなどしていました
生まれ立ての妹に産院で
チューなどしていました
4歳のお姉ちゃんの
この場面は
うちの子たちにダブって
泣きそうになった所です
[E:hospital] 残酷な台詞
著者に色々と
慰めてくれる人はいました
でも凄くとんちんかん
「運が悪かったんだ」
「生まれたばかりで
苦しさも
分からなかったのでは」
「次の子を産んで
早く忘れましょう」
悪気がないだけに
何とも
残酷な言葉ばかりですね‥
[E:hospital] 私は貴方を‥
産婦人科の院長に
再会する著者
先ずは
窒息や頭を打つなど
外的な事を疑って
解剖すべきなのに
SIDSと診断をした院長
「私は貴方を許さない」
著者はこう言うのが
精一杯だったのです
私だったら何をしたか
分からないかも
[E:hospital] 私も皆さんに感謝
著者は
本当に困った時に
助けてくれた人達へ
感謝の気持ちを
綴っています
困って凹んで
落ち込んだ時が
私にもありました
助けてくださった方達は
皆さんお忘れですが
私は一生忘れません
[E:hospital] ナホ・クシゲ
海外では
うつ伏せ寝をやめてから
SIDSが激減した事を
著者は調べて知ります
ワシントン郊外の
メリーランドで
国際会議が開かれ
著者も参加します
最後の夜に
亡くなった赤ちゃんへの
メモリアルサービスが
アルファベット順に
赤ちゃんの名前が
読み上げられたのです
「ナホ・クシゲ」
と言う名を聞いて
泣いてしまう著者
この本、
ホンマに泣き所ばかりで‥
[E:hospital] 虐待園長
同じような仲間達と
色々と活動を始める著者
ある保育園の
園児虐待死の話も
出てきます
園長の虐待の表現は
余りの事に
読んでいてショックでした
[E:danger]酷い話なので以下反転
赤ちゃんを1mの高さから床に叩きつけるように落とす
その子に馬乗りになって顔を何度も叩く
その時の赤ちゃんの様子も書かれています
ぐったりしてから痙攣を起こし、アーアーという泣き声が段々小さくなる‥
この園長は
虐待発覚を恐れて
この子に死んで貰おうと
ずっと様子を
見ていたそうです
[E:danger]更に衝撃的のため反転
最後に赤ちゃんの脳がゴボっと鳴って亡くなってしまったとの事
保育園に子供を預けていた
身としては
信じられないお話です
人の心のない人が
保育園の園長だなんて
赤ちゃんは
無事に生まれて
当たり前ではなく
子供は
無事に育って
当たり前ではなく
子供を育てる親として
精一杯の事を
自分の子だけでなく
全ての子供達に
してあげられたら
2006年11月26日
★菜穂へ、そして未来を絶たれた天使たちへ 櫛毛冨久美:著
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