※ ネタばれをかなり含みます。
御注意ください。
シティボーイズミックス
出演 シティボーイズ 中村有志 のろま会
作・演出 細川徹
作 シティボーイズ 中村有志 坪田塁 丸二祐亮
この時期恒例の舞台と言えば、シティボーイズさんです。
愛して止まない有志さんが出てらっしゃらない時もずっと観に行っている舞台です。
今年は中1の長女を連れて行ってみました。
コントとコントの間に映像。
映像からコントに繋がる。
コントとコントが繋がる。
というpatternは今回も。
映像ですが、どんなのを撮りたいか、と言うのが有りました。
きたろうさん
都庁を黄色に塗る。
と言った、とにかく黄色い映像。
大竹まことさん
フン族とツチ族の争い。
以下の御話は実話のようです。
フン族とツチ族の間に生まれた11歳の子供。
親戚の家まで100km?以上を単独逃げて行く。
「御前は向こうの部族だから帰れ。」
大竹さん此れを撮りたいと声も詰まらせて。
斉木しげるさん
よく分からないのですが、忍者?系のものを。
何だか、何、仰有ってたのか私、門外漢で。
でも一生懸命説明されてました。
出てくる言葉も、
「間違ってた。」
と終演後のトークで。
有志さん
人物を3Dの映像で巨大に映して。
富士の裾野背景にコントをしたいと。
有志さんのだけ実際映像化されまして。
コントには有志さんと斉木さん。
「ウルトラQ」の「1/8計画」みたいで。
今日の開演前に、
「大きな声を出す。」
と言い合ってらしたそうで。
counselingのコントで、斉木さんは期待通り。
其れを期待して、そして実際そうだった為、大竹さん演技の途中で笑っちゃって絶句。
happeningかな、liftのコントで、高いなあと思って観ていましたら、斉木さんの靴が片方落ちてしまって。
ひやっとしました。
警官が逃げ出すコントは、映像から実演に入りました。
今回の一番の私の御気に入りかなあ。
と思います。
薬を遣ってるのかな、と言う危ない運転席男。
様子が変で、きたろう警官と大竹警官が近付く。
運転席の窓から貞子のように頭を出して、転がり出る男。
棒のような物を振り回し、警官達を追っかける男。
逃げる警官。
此処迄の映像。
此処から、逃げた先の旅館で実演に繋がります。
テレビの報道で、この同じ映像が流れます。
余所の局でも流れます。
テレビ東京だけアニメ。
終演後トークでも、昭和天皇崩御の際も此処だけは温泉を遣っていたときたろうさんが仰有ってました。
個人的には、あの9・11テロの時に、オハスタだけは遣ってたのを覚えています。
とにかく同じ映像が報道番組で流れまくって、二人が嫌がって。
冒頭の兄弟のコントも、とても愉しい物でした。
ああ、今年もシティボーイズさんに会いに来た、って思えるコントでした。
此れは、やはり最後のコントに繋がりました。
有志さんは、高齢者、女性、殺陣が素晴らしいのです。
初老男性はされてましたが、高齢者まではいってなかったし、女性は一瞬だけでした。
でも、殺陣は有りましたし、体中動かしまくって、此れだけでも見に来た甲斐は有ったと言うものです。
のろま会の皆さんも、とても良く動かれてましたが、この方達は20歳そこそこ。
有志さんは、今年確か…、否、役者に年齢無し、ですね。
長女は、所々分からない所が有ったとのこと。
いいのよ、分からんでも。
こういうstyleにも慣れときなさい。
とにかく毎年行く程、貴女も分かって来ます。
今年は、先着何名かだけ、演者さん直筆サイン入りのprogramが買えました。
サイン、何処にあるのかなあ、と私のを探したら…。
大竹まことさんでした。
終演後、この回の斉木さんは途中ではけてしまわれて。
不動明王で一人出て来られて、シャンソンのような歌を歌っておられました。
他の回ではどうだったのでしょう。
東京公演は、生でwowowで既にon air迄されてます。
録画して未だ視てません。
直ぐ視ないで、もう少し置いて視ようかな。
とにかく、この時期の私にとっての大切な御祭りです。
大竹さんのいつもの台詞、私からも贈ります。
「来年も又、皆さんとお会いしましょう。」