その方は初めて窓口に来られました。
てんかんである事を伝えて、働きたいとの事。
てんかんの方を事業所さんに御伝えするのには幾つかポイントが有ります。
「※小さい頃にてんかんの発作を御持ちで…。」
で始めること。
※ 他の病気の薬の副作用からてんかんに。
此れで窓口に来られる方が増加しています。
その場合は言葉を変えます。
後は、「通院」と「服薬」です。
発作の心配は殆ど無い旨をきちんと御伝えすればいい訳です。
出勤の日に通院で休まないといけないとか、仕事中に服薬の時間が来た場合など、てんかん故の配慮が必要であれば、架電時に御伝えします。
面接に至らなかったのは、冷凍倉庫内作業の求人でした。
出たり入ったりで体感の温度差が大きく、てんかんの御薬を飲んでいる方を雇い入れる自信が無い、との不調理由でした。
紹介状を御渡し出来たのはスーパーの品出し作業でした。
品出しでは他の精神の障害の方もいらっしゃる現場ですし、パック詰めのような裏方の御仕事では知的障害の方もいらっしゃって、此処の御担当は私をよく御存知なのです。
「会いましょ。会わな、分かりませんわな。」
有難う御座います。
自信が無い、と不調に終わった事業所さんは、同じ事を仰有ってました。
「会うてみんと、分かりませんねけどなぁ…。」
でも、若しもの事があったら、と考えるのはある意味正論です。
温度差の大きい所で、てんかんの方にどのような負担を強いる事になるのか、勉強不足の私の負けです。
「てんかん」は漢字で「癲癇」と書き、職員用の補助紙には私も漢字で書いています。
しかし、てんかんの団体の方、家族会などが使用されているのは、平仮名表記なのです。
今後ブログにてんかんの話題を載せる時は、私も平仮名で表現しようと思います。