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嘆きの橋 オレン・スタインハウアー:著

1948年8月
エミール・ブロードが
民警の殺人課に入職してから
物語が始まる


ネタバレしています
嘆きの橋.jpg
Image by macjasek from Pixabay



有名なソングライターの
ヤノス・クラウダ―が惨殺され、
その捜査を行うエミール

ソ連の指揮下にある
東ヨーロッパの大戦後の情勢をなぞらえる内容で、
推理色は弱い

おまけに何故か
冒頭のエミールの入職の下りは
先輩捜査官たちからの
陰湿ないじめでスタートするので
入り口から戸惑う

その理由も明らかにされるが
当時の東ヨーロッパの
なんとも言えない状態が表現されている

ヤノスの未亡人レナとの
エミールの数々のやりとりは要らない、
ここだけ退屈した

エミールの祖父アヴラムは
かつてレーニンの演説を聞いたが
訛りが酷くて何を言ってるか分からなかったと発言しており、
恐らくレーニンには本当に訛りがあったのだろうな、
知らなかった、なかなか面白い

ロシアの新聞「火花」が出てくるが
これ、イスクラのことやな
 池田理代子「オルフェウスの窓」を思い出す

それにしても
なんにでも
"同志"を付けるのが
面白くて
 同志管理人
 同志捜査官
しかし
あまりにも何度も出てくるので
しまいに普通に感じるようになってしまった


読了:令和元年12月27日


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