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がん消滅の罠 ~完全寛解の謎~ 渡部篤郎 出演ドラマ感想

平成30年4月2日 オンエア
TBS系列





ネタバレしています

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原作は
岩木一麻の同名小説

完全寛解とは
症状がすべて消えてしまう状態で、
治癒とは違うそうです

夏目典明(唐沢寿明)医師が
がん末期の診断をくだしたうちの数人が
完全寛解し、
彼とともに
研究医の羽島悠馬(渡部篤郎)が
その謎の解明に乗り出すストーリーです




羽島悠馬】

20年前
羽島には
恵理香(中村ゆりか)という恋人がいました

恵理香は
がんにかかります

恵理香の父の西條(北大路欣也)は
夏目の大学時代の恩師

恵理香に未承認の新薬を使いたかったのは
羽島も西條も同じ

西條の立場なら
新薬を使えたのではないかと
羽島は思っていました

けれども
夏目も言っていましたが
西條の立場だったからこそ
未承認の新薬を使うことはできなかった

恵理香は亡くなります

羽島の時間は
ここから止まったまま

羽島も恵理香も
同じ絵が好きでした

研究室に飾って
いまも毎日みている羽島

夏目が西條を先生と呼び
いつまでも敬愛の気持ちを忘れないのに対し
羽島は
西條のやることなすこと
すべて悪くとっていく

人を恨みつづけているなんて
決していいことではない

今回の事件をきっかけに
羽島は
前に進みます

20年かかりましたが
心機一転に年齢もへちまもありません





友情】

西條の件にかぎらず、
羽島は夏目とは違う考え方をもってる
対極に置かれた存在

夏目がステキな妻(麻生久美子)がいるのに対して
羽島はいつまでも恵理香を思い、
ひとり

夏目の妻ががんになります

我がことのように心配する羽島

ドラマの終盤からは
お腹に赤ちゃんのいる
この妻のがん騒動で終始するのですが
羽島も妻を助けようとします

ここに
羽島と夏目の高校からの親友で
保険会社勤務の森川雄一(及川光博)も加わり、
意見の相違もありながら
妻の助命エピソードに
友情が復活する展開となります

恵理香が亡くなった時も
夏目が結婚した時も
3人はきっと
悲しみや喜びをわかちあったきたことでしょう

ドラマは
西條が生きていて
彼の野望を増大させることを匂わせるラストでしたので
解決はしていません

むしろ
不安感が残る終わりかたでした

けれど
夏目の妻は助かり、
必然的におなかの赤ちゃんも助かり、
羽島も前を向いてすすめるようになりましたから
羽島、夏目、森川目線で見たら
友情もさらに深まって
ハッピーエンドにはなったのかなと思います




渡部篤郎】

ひたむきで
思いやりの深い夏目とは
真逆の羽島のポジション

夏目と同じ方角をみつめるから
はっきりする
夏目とのちがい

夏目がまっすぐ見るところも
羽島は
動揺や怒りで
目の動きが定まらない

人としての弱いとこが
まる出し

そのくせ
羽島なりの信念はあります

そして
亡くなった恋人や
友への愛は
溢れんばかりです

ドラマの主人公は夏目です

夏目の直球をはっきりさせるための
羽島のおおきな揺れのキャラクター

羽島は
魅力的な
人間くさい
大事な登場人物だと
渡部さんの演技を見て
思いました

夏目の家で寝入ってしまった羽島の寝顔が
子どものようで
かわいらしかった

これだけでも
見た甲斐がありました




公式TBSドラマ特別企画「がん消滅の罠」
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