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ブラック・ハウス スティーヴン・キング/ピーター・ストラウブ:共著

上下巻で新潮文庫から2004年2月に刊行

 

本国では2001年に発刊されています

LA市警の敏腕刑事ジャック

辞職してウィスコンシン州の田舎へ転居

町では、フィッシャーマンによる少年少女誘拐事件が続発

事件を探るジャック

そして、ジャックは子供の頃に不思議な体験をしている

20年前、母親の命を救う為に異界へ入ったのだ

また其の時の呼び声がしている

現代のフィッシャーマン事件も、妖しい世界の様相を帯びてくる

タリスマンの続編だが、タリスマン知らんでも面白い



言い訳になりますが、関どコブログから移行されて初めて、此のエントリーを下書きの侭、2年もほったらかしていたのが判明

メモ程度の下書きで記憶を辿りながらの感想文になります

一口感想的なものでご容赦ください


ヘンリー
盲人にだって一目瞭然、が口癖のDJ
凄い盲人でしたっ
 

チャールズ・バーンサイト
85歳だと忘れる程の呆れたスーパー老人でしたっ


リバティヴィル
キング作品には馴染みのある土地柄
マーシャル一家が住んでいます


心の病
症状はいきなりは来ない
発症には時間が掛かる
それなりの兆候が有る
そんな風に医師が説明する下りがある
何年も妄想状態にあるのをジュディが隠して来たとの事で、驚き


オポパナックスの言葉遊び
形容詞の中にこの言葉を入れる事で皮肉なキング節になる
オポパナックスの涙をオポパナックスの目から、とか
 

ジュディの歌う子守歌
ラッカバイベイビー?


夫婦愛
知り合って以来ずっとジュディに首っ丈のフレッド・マーシャル
奇行に走るジュディを唯 抱き締める所は胸が熱くなる


コンビニ店員がポケモン・カードの話をするのを一寸 感動して読んだ


タイラーの自転車を動かした報告電話
証拠物件を動かした、と言ってる
ボビー・デュラーク巡査は電話の録音装置を故障させる事に決めた処笑けた


悪童も又子供
タイラーがいなくなったのが自分達のせいだと言われたくないので嘘を吐く悪童達
でもジャックが入ってきた時のびくつきはやっぱり子供だなあと感じた


ウェンデル・グリーン
キング作品には根性ババ野郎がよく登場する
今作では彼
自分は才能があって、他人が其れを邪魔する
自分は正しく、他人は間違ってる
でも、腕力には逃げるやんか
アーマ・フレノーの残酷で哀れな遺体の写真
スクープだと撮ってからダンスを踊る下りは笑ける
此れは本人もダンスが下手だと認めている


精神病棟の人
唯、道に迷って帰り道が分からないだけ
とは、ジュディの言葉
タンジーの事を忘れずにいたのはアーマだけだったという表記に泣けた


リトル・シスターはダークタワーの外伝の短編に出てきた
因みに、ダークタワー本編は読んだ事がない


マウスがどんどん弱って腐っていく様はホラーの骨頂 
お子様立ち入り禁止


ヘンリーがバーンサイトに辿り着くテープの声分析の処はお見事な展開


ヘンリーが最後の力を振り絞ってジャックにメッセージを残す
色々なDJの声を使う
最後には愛しい妻にやっと会えたという台詞
読んでて電車で泣きそうになった


異界であるブラック・ハウス内はキングとストラウブの想像の限りを尽くした感が有る


タイラー奪還の折りは一人も犠牲者なし


思い出せない
と言う台詞は他のキング作品にも出てきた
都合の悪い事を説明したくない時に使える便利な言葉

 

 

 

 

ブラック・ハウス〈上〉 (新潮文庫) -
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