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★ある秘密 フィリップ・グランベール:著

淡々とした筆致が
悲惨な実話をお伽話の様に
感じさせる
不思議な物語でした



ある秘密
フィリップ
   ・グランベール:著

ある秘密 ネタばれ中



著者は出版当時(2004年)
パリで精神分析の
クリニックを開業してます

本書は父タニヤ、
母マクシムと
そして
シモンと言う人物に
捧げられています

このシモンに纏わる秘密が
徐々に明らかになります

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] アンナとシモン

著者は15歳の時に
家族の秘密を知ります

著者自身は
タニヤとマクシムの
初めての子供です

でも、兄がいたらしい事が
分かって来ます

その子の名前がシモン

此処に登場するのが
マクシムの前妻アンナ

アンナは今どこに[E:sign02]

そしてシモンは[E:sign02]

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] ユダヤ人

著者はフランス人です

でも、ユダヤの血が
流れてる事も
分かって来ます

私達日本人には
余りピンと来ない事ですが
ヨーロッパの人にとって
これは大変な事のようです

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] 恐ろしい秘密

父は母とは再婚

前妻アンナとの間に
シモンという
子供がいた

此処に
こんな簡単な説明では
しきれない程の
恐ろしい秘密が
隠されているのです

父マクシムの前妻アンナは
マクシムとタニヤの
お互いの気持ちを
知っていました

ユダヤ狩りが厳しくなって
アンナはシモンを連れて
マクシムと合流する為に
逃げます

ところが
アンナは道中の或る場所で
自分がユダヤだという事を
明らかにし
シモンが自分の子、
つまりユダヤ人と言う事も
隠そうとしませんでした

マクシムとタニヤが
精神的にアンナを
苦しめたからなのか
何なのか
よく分かりません

私はマクシムとタニヤの
引かれ合うエピソードに
共感を得なかったので
二人のせいに
感じてるだけかも
知れません

因みにマクシムは
アンナが見つかったから
シモンも見つかって
連れてかれたとしか
聞いていません

著者のその後の調査では
アンナとシモンは
先ずピチヴィエの収容所に
送られ
その後アウシュビッツ、
その翌日にはガス室へと
追いやられていたそうです

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] ユダヤだから[E:sign02]

Grimbertは
mではなくnでなはいのか
tではなくgなのでは
などと言われると
書かれています

ヨーロッパの人には何か
ピンと来る事が有るのかも

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] 施療院

著者が15歳の時
全ての秘密を教えてくれた
ルイーズ

場所はルイーズ施療院

鍼灸院みたいな
所でしょうか[E:sign02]

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] そんな簡単に[E:sign02]

ユダヤ人狩りを避ける為
事前に男達が脱出する所

あっさりだなあと感じます

偽の身分証明書とか
簡単に手に入ってますし

著者が人づてに
聞いたからでしょう

実際は相当
大変なドラマが有った筈

ある秘密 ネタばれ中



[E:book] 衝撃の最期

執筆時点で
両親は亡くなっています

スポーツが得意だった二人

母タニヤが病に倒れ
父マクシムも年を取り
若い頃の面影も
無くなります

マクシムはタニヤを抱えて
飛び降ります

此れが二人の最期でした


凄く読み易い内容で
悲惨な物語が
重くなっていません

フランスでは
高校生の選ぶ何かの賞を
受賞しているようで
其れも納得です






へえ、面白そうね、と
思われ方、宜しければ
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ぼうさんがへをこいた一二
Excjkrht

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